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CMと番組の前後をカットして動画をつなぎなおす

   
 テレビ番組を録画したら、保存用に番組の前後とCMをカットして保存したいものです。
ソニーのバイオでもかなり試行錯誤をしました・・・いくつかの方法がありますが、どれがベストな方法か判断が難しいです。

MPEG4に記録(エンコード)すると話が前後します

TV番組のCMをカットし、つなげてからMPG4エンコードする

 実は最近(07年3月時点)の2年くらいはこの方法でやって います。このページを長らく放置して いたので古い方法が・・・。
MPEG2ファイルからCMをカットして1個のMPEG2につなげなおすソフトを使って います。
使って いるのは通常はScene Cutter 2.0、たまにTMPGEnc MPEG Editor 2.0を使って います。 お金がかかります。しかし、毎週けっこうな時間をこれに費やして いるので、投資する価値はあるかと。

それとMPEG4からCMをカットする方法をなぜやめたかというと・・・
1.CMと本編でフレームがつながってしまった場合、再エンコしないといけない。
2.AVIファイル連結ミスで連結忘れが多発。。。

ここで紹介するソフトを使えばCMをカットしてからつなげなおすまで一連の作業で出来て、ミスがなくなりエンコードも1回で済みます。なぜ2個もソフトを使って いるのかというと、それぞれ一長一短があり、使って いるPCの事情も・・・。

Scene Cutter 2.0

Scene Cutter 2.0

使い勝手がよく、これをメインで使って います。
購入のきっかけは自動CMカット機能が魅力的に見えたからだったのですが、使って いません。
CMを自動でカット出来たり出来なかったりと、結局自分で確認する必要があります。確認するくらいなら手でCMカットしたほうが速いです。
この機能が使えるのは、他人の仕事を無条件に信用できる人だけで しょう(^^;。

長所

bulletシーン送りに15,30,60,120,360秒という固定送りがあり、CMカットに大変便利。
毎週CMカットをして いると、ここで3個CMが入るから60秒進めて15秒戻しだなとか、手早く出来る。
bulletCMをカットした位置が一目でわかり、カット忘れを防げる
これも毎週CMカットして いる番組の場合で特番の場合はわかりません・・・。
bullet壊れたMPEG2を修復してくれる。
このソフトを通すとエンコードできないMPEG2が出来るようになります。どこか1GOPカットしてMPEG2を作り直させる必要がありますが。

短所

bulletGOP単位でしかカットできない。一瞬CMが残ってしまいます。
新しいVer.3.0でフレーム単位のカットができるようになったので購入したのですが・・・インストーラーが動かない!!ので使えて いません。
お試し版があるので自分のPCでちゃんと動くか確認してから購入することをお勧めします。お試し版もインストールできませんでした。Ver.2.0が気に入って いたので確認せずに買ってしまいました。文句を言ったら返金用書類を送ると言って いたが、その後音数ヶ月沙汰がない。
bulletシーン送りの動作が遅い。サムネイルを都度作って いるようで、シーン送りしてから画面が表示されるまで数秒待ちます。バイオのプレイリストビルダーのようにさくさく編集というわけにはいきません。

TMPGEnc MPEG Editor 2.0

TMPGEnc MPEG Editor 2.0

Scene Cutter 3.0がインストールできなかったので、代替で買いました。

長所

bulletフレーム単位でカットできる。Scene Cutter 3.0が動けばいらないのですが・・・。
どうしても厳密にカットしたいときに使って います。それ以外は使い勝手がわるくて・・・。
bullet読み込み、書き出し、再エンコードが速い。(比べる相手がScene Cutterだけなのですが)
bullet豊富な書き出しオプション。音声を別コーデックで書き出せたり出来るので便利。
bulletオーバーレイをOFFに出来る。別PCをRemote Descktopで操作して編集して いるので、プレビュー画面が見えてうれしい。

短所

bulletシーン送りの使い勝手はオプション設定をすることで解決しました。
ショートカットキーが初期値は何%とか何フレームとかで設定されて いますが、15秒、60秒と秒単位に設定できました。4つまで設定できるので使い物になるレベルに。
UIが不親切です。ヘルプをじっくり読めばいいのですが・・・読まない人なので(^^;
bulletシーン送りの使い勝手が悪い。何秒動かしたかわからない。
画面上にはサムネイルが0.5秒単位で表示され全部で5秒分くらいしか表示されて いません。15秒のCMをカットするのにも画面外までバーでシーン送りしないといけないのですが、バーをどのくらい動かせば15秒なのかぜんぜんわかりません。
このせいでGOP単位でしかカットできないScene Cutterをメインに使って います。
 
bulletバーの問題も解決しました。
「はさみ」のボタンを使わずに「←|→」のボタンを使うと青とオレンジに色分けされて表示されます。
ボタン名が「クリップ分割点に指定」とかいうわけわからない名称だったので気づきませんでした。ヘルプにも書いて いないし。
bullet カットしたシーンがサムネイル表示から消えて、どこをどのくらいカットしたのかわからなくなる。
あとバーのシーン送りの間隔も変わってしまい、余計にどのくらい動かすと何秒動くのかわからなくなります。
bulletシーンカットのやり直しができない。
シーンカットはしるしをつけるのではなく、いきなり削除されてしまうので気を使います。クリップ分割点に指定」をしても、書き出し前に入らないシーンを削除する必要があります。間違ったシーンを削除した場合、はじめからやり直しになります。
bullet時々壊れたMPEG2を書き出すことが時々あります。RD-H1が書き出したMPEG2がもともと壊れて いるのかもしれません。
Scene Cutterで読み込み、1GOPカットしてから書き出すと直るので、とりあえず困って いませんが時間が無駄に。

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TV番組をMPEG4(DivX等)にエンコードしたあと編集する

 一番速い方法ですが、たまにWindowsXP(MediaPlayer8)で再生できないAVIファイルが出来上がります。「AVIUtil」を使います。
05年3月追記: カットするとき警告が出た場合(カットする位置がシーンの開始位置ではないとき)に再生できないAVIファイル(DivX)が作成されるようです。

bulletAVIファイルを「AVIUtil」で開き、範囲を指定します。
bullet番組の頭で |← こんな感じのマークを押し、範囲開始をマークします。
bulletコマを進めてCMの開始位置で→| こんな感じのマークを押し、範囲終了をマークします。
05年3月追記: CTRL+矢印キーでシーン単位でコマを進めることが出来ます。
bulletメニューのファイル(F)-AVI出力(Ctrl+S)を選びます。
bulletビデオ圧縮オーディオ圧縮ともに「再圧縮なし」にチェックをつけて、ファイル名を指定して「保存(S)」ボタンを押します。
このときファイル名の最後に1, 2, 3と連番をつけると便利です。
bullet1つの番組で3~4回繰り返してCMをカットします。オープニング、前半、後半、予告という具合です。
bullet最後にカットした番組をつなげます。メニューのファイル(F) - AVIファイル操作 - AVIファイル連結を選んでください。
bullet「追加」ボタンで作ったAVIファイルを選びます。1, 2, 3と連番でつけた場合、「連番ファイル追加」ボタンで1回で追加ができます。
bullet出力ファイル名を指定して「OK」ボタンを押すと出来上がりです。

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TV番組のCMをカットしながらMPG4エンコードする

 一番お勧めの方法です。「TMPGEnc」を使い、範囲指定でCMや番組の前後をカットしながらエンコード指定します。

bulletMPEG2ファイルを「TMPGEnc」で開きます。
bullet「設定」ボタンでMPEGの設定画面を開きます。
bullet「ソースの範囲」をダブルクリックしてソース範囲の設定画面を開きます。
bullet番組の頭で「開始フレームに設定」を押して開始位置を決めます。
bulletCMの開始位置で「終了フレームに設定」ボタンを押して終了位置を決めます。
bullet「OK」ボタンでソース範囲の設定画面とPEGの設定画面を閉じます。
bulletメニューのファイル(F)-現在のプロジェクトをバッチリストに追加(A)-AVIファイル(CtrlP+A)を選んでください。
このときファイル名の最後に1, 2, 3と連番をつけると便利です。
bullet1つの番組で3~4回繰り返してCMをカットします。オープニング、前半、後半、予告という具合です。
bulletバッチエンコード画面で「実行」ボタンを押して全部をエンコードします。
bullet最後に出来上がったAVIを「AVIUtil」を使ってつなげます。

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TV番組を録画した元のMPEG2ファイルを編集する

 ソニーVAIOの場合「プレイリストビルダー」という付属ソフトでできます。(Rxシリーズ以外では付属して いない機種もあるようです)
プレイリストビルダー」はフィルムロールで作業ができるので作業効率は上記の2つの方法にくらべかなり良いです。
ただMPEG2ファイルのままだとサイズが大きいのでディスクへの書き出しで非常に時間がかかります。2回書き出すので倍の時間かかります。

bulletビデオエクスプローラでTV番組のビデオカプセルを右クリックして「プレイリストビルダーに素材を追加する」を選びます。
bullet素材のタイトルを選んで「カットの作成」ボタンを押します。下にフィルムロールが表示されます。
bulletフィルムロールをドラッグして番組の頭を探し、「次のシーン」「前のシーン」ボタンで赤い線が番組の頭にくるようにします。
bullet「IN点に設定」ボタンを押すと下に開始位置のサムネイル画像が表示されます。
bullet念のため「前GOP」ボタンで1コマ戻し、ちゃんと開始位置が番組の開始か確認します。
bullet次にフィルムロールをドラッグしてCMを探します。「次のシーン」「前のシーン」ボタンで赤い線がCMの頭にくるようにします。
bullet「OUT点に設定」ボタンを押すと下に終了位置のサムネイル画像が表示されます。ここで気をつけるのは、終了位置はCMの頭のコマにするということです。
バグなのか、選んだ範囲を書き出すと最後の1コマがなくなって います。
bullet念のため「前GOP」で一コマ戻し、ちゃんと終了位置がCMの頭になって いるか確認します。
bullet「プレイリストに追加」ボタンでカットを追加します。
bullet1つの番組で3~4回繰り返してCMをカットします。オープニング、前半、後半、予告という具合です。
bullet最後にカットを別々のビデオカプセルに書き出します。プレイリストでカットを選んでメニューのプレイリスト(P)-カットの切り出し(C)...を選んで書き出します。
bulletビデオエクスプローラで切り出したカットをMPEG2ファイルとしてディスクに書き出します。
bullet最後に書き出したMPEG2ファイルをMPEG4にエンコードし、「AVIUtil」を使ってつなげます。

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おまけ・・・CMカットしたMPEG2ファイルをつなげてからMPEG4エンコードにする

 「TMPGEnc」を使い、MPEG2ファイルをつなげます。ただしフリー版では1ヶ月間しか使えません。

bulletメニューのファイル(F)-MPEGツール(T)を選び、結合(カット)タブを選びます。
bullet形式(T)MPEG2プログラムVBRを選び、「追加」ボタンで結合するMPEG2ファイルを選びます。
bullet出力(C)にファイル名を入れたら「実行」ボタンを押すと結合されます。
bulletかなり時間がかかります。

 

   

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