arrow_back_ios下町ロケット (小学館文庫)

評判がいいので期待していたが、普通だった。 町工場がロケットを作るのだが、画期的な発明のようなSF的な要素はなかった。 資金繰りに苦しんで銀行と交渉したり、特許侵害で裁判になったり、社内がまとまらなかったり、取引先とトラブルになったりとビジネス的な困難を乗り越えていく。 ゴールドラットの本みたいに、どうやったら問題点が見つかるかとか、解決策が見つかるかとかいう話でもない。 起承転結ときれいに話が進んでいくのみ。 読みやすかったけど感動もない。