TVスケジューラ
予約状況取得プラグイン仕様書(2005/7/20更新)
質問、意見などは、サポート掲示板まで。
2010/03/05
TVスケジューラで自分のビデオデッキから予約状況をを取り込めるように、外部ツールのプラグイン機能をつけました。
プラグインは予約情報を指定の形式のテキストファイルに作成し、TVスケジューラがそれを取り込むという方式になって います。
また、このプラグインを使ってユーザーインターフェース部分を作っても構いません。
その代わり、TVスケジューラがサポートして いないビデオデッキのプラグインを作ってもらえるとうれしいです。TVスケジューラのほうで使わせて いただきます。
ビデオデッキからダウンロードしたデータを次の形式のiEPG形式のテキストファイルに保存します。
テキストデータの項目・構造。
ファイル名・・・自由ですが、iEPGの標準的な拡張子は*.tvpiです。
作成場所・・・プラグインの第一引数で渡します。TVスケジューラーのフォルダー直下のreserve\[ビデオデッキ名]になります。
フォーマット
ヘッダ部
Content-type: application/x-tv-program-info; charset=shift_jis
version: 1
データ部
station: TBSテレビ
year: 2005
month: 07
date: 16
start: 18:00
end: 18:29
program-title: ガンダムシードD7月16日
備考部・・・データ部の後に改行を1つ入れ、その後が全て備考になります。
データ部の使用目的
station: ・・・テレビ局名です。
year:
・・・録画開始の年です。4桁の西暦。
month: ・・・録画開始の月です。2桁の数字。
date:
・・・録画開始の日です。2桁の数字。
start: ・・・録画開始の時分です。HH:MM形式。
end:
・・・録画終了の時分です。HH:MM形式。
program-title: ・・・番組のタイトルです。外部入力のときはタイトルからテレビ局名を取得します。
備考部
・・・オプションでこのデータからTVスケジューラの番組表を書き換える場合に使用します。
予約状況のtvpiファイルの扱い
TVスケジューラーはtvpiファイルを読む前に、そのビデオデッキが予約した番組の予約済みフラグを消します。自動録画予約前の読み込みでは2度と予約されないように、予約禁止フラグを立てます。
自動録画予約後の読み込みでは予約済みフラグを消すだけです。
TVスケジューラーはtvpiファイルを読んで、該当の番組に予約済みフラグをつけます。
読み込んだtvpiファイルはそのままにしておきます。
古いtvpiファイルを消すのはプラグインの仕事です。
プラグインに関する設定項目です。
TVスケジューラフォルダー直下の"r-plug-in"フォルダーの中に入れておくと読み込まれます。
設定はバイナリファイルはリソースから、テキストファイルは最初の2行から取ります。
.exeなどのバイナリファイルの場合
- タイトル・・・ProductNameを使います。ない場合はファイル名。
- バージョン番号・・・FileVersionを使います。
- 作者名・・・LegalCopyrightを使います。
- 実行・・・プログラムを呼び出します。第一パラメータに保存先フォルダーをわたします。
設定画面を呼び出す場合は第一パラメータに保存先フォルダーを、第2パラメータに/cをわたします。
Perlスクリプトなどのテキストファイルの場合
- 起動シェル・・・最初の1行目の"#!"以降の文字をシェルプログラムとして起動します。
- タイトル・・・最初の1行目のコメント行のバージョンと作者名を除いたものを使います。
- バージョン番号・・・1行目か10行目のコメント行の"Ver"から始まる部分のスペースから後ろを使います。
- 作者名・・・1行目か10行目のコメント行の"by"から始まる部分のスペースから後ろを使います。
- 例)
#!\usr\bin\sh
# 本やタウン取り込みスクリプト
# Version 1.0.0 by Valhell
- 実行・・・起動シェルの指定がないときは、関連付けでスクリプトファイルを起動します。
設定画面を呼び出す場合は第一パラメータに保存先フォルダーを、第2パラメータに/cをわたします。
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