ヴァルヘルのソフト開発日記

動画管理や録画予約、本の発売予定などの便利ツールの開発状況のお知らせ

2005年07月11日

TVスケジューラーVer.2.9.0ベータ1

ばぶまんVer.1.2.0の開発が終わってから手をつけようと思ったけど、長引きそうなので並行してやっていくことに。

追加機能

Ver.2.9.0のメインの追加機能はビデオデッキの予約状況の管理。5月くらいに夏の新ドラマが始まる前にやりたいなぁと思っていたら・・・過ぎてしまった。

以前のバージョンではTVスケジューラ上で予約状況を管理し、ビデオデッキ上でも管理していた。ビデオデッキ側で予約を取り消したら手でTVスケジューラ側も取り消さないといけないので非常に手間だった。特に新番組は全て予約してから撮る必要ないのを消すような使い方をしていると・・・。

このバージョンではビデオデッキから予約状況を取得し、予約が取り消されている場合はTVスケジューラ上も予約を取り消すようになる。取り消された予約は、次から自動録画予約の対象外になる。

番組の状態フラグの変更

 番組の状態フラグは(目で見えないが)、「録画予約済み」「お気に入り」「通知済み」「アラーム」と4つ持っていた

今回これに「予約取り消し済み」というのを加えた。同時に「録画予約フラグを取り消し」というのをメニューのお気に入りに追加した。

録画予約フラグを取り消した番組は次から自動録画予約の対象外になる。

表示方法も変更した。今までは目で見て「録画予約済み」が緑、「お気に入り」が青表示くらいしかわからなかったが、今回から(標準で)タイトルの横に

 「録画予約済み」・・・R

 「予約取り消し済み」・・・X

 「お気に入り」・・・F(上2つのフラグがたっていたら表示しない)

と表示するようにした。

「お気に入りの番組表」の表示条件も変更。

これまでは次のフラグ・・・「録画予約済み」「お気に入り」「アラーム」がセットされた番組を表示していたが、「予約取り消し済み」も表示するようにした。(取り消したものはお気に入りじゃないかもしれないけど)

なぜ取り消したものを表示するかと言うと、ビデオデッキからの予約状況取得に失敗したり、間違って取り消した場合に、表示されなくなると復旧できなくなるから。(実際危なく録画し損ねそうになった)

録画状況取得プラグイン

対応プラグインは次のものを用意する予定

・ソニーバイオGigaPocket用プラグイン

 今回のベータ1に同梱。

・東芝HDDレコーダRD-H1用プラグイン

 今回のベータ1には入っていない。

今朝、ちゃちゃっと作ってベータ1に入れようと思ったのに・・・完成せず。RD-H1にログインできなかった。HTTPヘッダを見てみると「WWW-Authenticate: Digest・・・」の文字が・・・ダイジェスト認証?DELPHI6ではダイジェスト認証がサポートされていないので自作することにしたが、苦戦。なんとかログインできるところまでは来たけど、出社前の貴重な時間を2時間も消費してしまった。まさかヘッダパラメータのカンマの後に2個スペース入れないといけないなんて。。。なんで1個じゃだめなの!?HTTPの仕様なのかRD-H1が細かいのか。。。スペース2個だと気づくまでに1時間くらい浪費。。。

・WindowsMCE用プラグイン

 今回のベータ1には入っていない。

これは気が向いたら作る。個人的にはMCEはTVSを使わずにMCE独自の自動録画予約を使っている。全部TVSにするより別ロジックで予約したほうが事故が防げるので・・・実際1回救われた。 MCEはHDD容量が足りなくなると古いものから消してくれるので、ほとんど放置状態。録画したものを見たのも1年使い続けて1回きり。TVSから予約するプラグインも作らないと思いながら1年過ぎてしまった。

とりあえず2週間ほど動作検証をしたので実用に耐えれるようになっているかと。

マニュアルは整備中。TVスケジューラの各画面から「ヘルプ」をクリックすると見れるようにする予定。

ベータ版のダウンロードはこちら

正式版およびプラグイン各種はこちら


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