ヴァルヘルのソフト開発日記

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2008年05月14日

32ビットVistaのPCに4GBのメモリを積んでみる

インプレスにXPで4GBメモリの使えない1GBをRAMディスクにするという記事が載っていたので、Vistaでも試してみる。⇒「32bit Windowsの管理外領域をRAM Diskに使う

この記事によるとウィンドウズを物理アドレス拡張モード(PAE)にし、「Gavotte Ramdisk」というツールを使ってRAMディスクを作成するというもの。

機種はソニーのバイオノート TypeSZ 2007/09モデル・・・VGN-SZ94NS

メモリは純正えは2GBまでしか積めなかったので差し替え・・・IOデータ製の2GBメモリ2枚組・・・SDX667-2Gx2

VistaなのでbcdeditコマンドでPAEモードにする。そしてGavotte Ramdiskをインストールして完了。

OS管理外のメモリ領域をRAMディスクにするなんてPC9801をDOSで使ってた時以来。あのときもIOデータやメルコ(現バッファロー)にはお世話になった。。。

基本的に消えてしまう領域なので、%TEMP%と%TMP%にRAMディスクを指定してみる。

テンポラリでも作業中に消えると困るのでちょっと消えるか・消えないかの実験。

RAMディスクに適当なファイルをいくつか置いて・・・

まずスリープ。操作していないとスリープになるようにしてあるので。。

消えない!

次にハイバネ(休止状態)。ノートPCを外に持ち出すときはハイバネにして持ち出すので。

消えない!

OS管理外領域なのに保存してくれるらしい。謎だ。

これで安心して使えることがわかった。

<追記>

Vistaの新機能でReadyBoostがあったことを思い出し、Ramディスクで試してみる。

しかし、3GBのメモリを使い切るようなことがなく、効果は不明。

あと再起動するとReadyBoostの設定がクリアされてしまうのも面倒だ。

再起動するとディスクの全領域を使う設定になってしまい、すぐにもどさないとテンポラリファイルの書き込みができなくなり(システムの%TEMP%もラムディスクを指定している)、OSが固まってしまう。


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