通勤でアマゾンのキンドルを使ってみた。ソニーのリーダー(PRS-650)とついつい比較してみる。
こちらは2年間毎日使っていたので愛着があり、Kindleに少し厳しくなってしまう。
まずKindleがReaderより悪いところ
・メモリが少なくて本が入らない。自炊本だとmobiで20冊くらいしか入らなかった。
さっき気づいたけど、mobiはPDFよりサイズが倍ちかくになってた。
370ページの文庫でMobiは94MB、PDFは53MB。
PDFに変換しなおそう。
・表紙画像が出ない(PDFの場合)。
mobiだと出るので見栄えはいいんだけどサイズが・・・。
でEXEにしたのがPDFDietに入っていたのでChainPLで作ったMobiを通してみたらPDFより小さく!
http://smart-pda.net/software/PDFDietEasy/mobi/
・アイコン表示だと書名・著者名が出ない(mobiの場合)
カラー表紙だけだとタイトルが認識しづらい。PDFでは出る。
・ページ戻りが左手ではできない(右開きの場合)
電車で右手はつり革、左手でKindleとカバンというスタイルなので困る。
・ページジャンプができない(マニュアル読んだけど見当たらない)
Readerで200ページほど読んだ本をKindleに移したのでページ送りするのが大変だった。
1000ページ以上ある京極堂シリーズとかで前に戻って読み返したいときどうすれば・・・
・ページ番号がない(%表示)。どこまで読んだかわからなくなる。
ページ計算しない分フォントサイズ変更が早いけど。
・持ちづらい。腕が疲れた。Readerより重い物を持ったことがないので・・・。
純正カバー意外と重いのと、iPadみたいにかまぼこ型なので持ちづらい。
期待外れのところ
・解像度が上がったけど、Readerとの違いをあまり感じない
・Amazonでバンバン買うぞ!と思っていたけど、買いたい本が見当たらない。
冲方丁の光圀伝くらいか。3冊に分かれているのがいただけないが・・・。
・クラウド連携。アップロードする手段が見当たらない。
メールで送れるけど自炊PDF100MBはメールできない・・・。
悪口を言ったので、次はいいところ
・バックライト付き。読書ライトを持ち歩かなくて済む。
・純正カバーを閉めると勝手にスリープし、あけると起動するところ。
なんか磁石でやっているような感じなので、自作できるかも。
2個しか思いつかない!
Readerに戻るか・・・。
※12-12-6追記
mobiに余分なデータ(変換元データ)が入っていて大きいという情報があり調べたら
すでに解析されていました。
http://d.hatena.ne.jp/carver/20091121/p1
圧縮ツールを使うと表紙データが消えてしまうようなので研究の余地あり
ページ送りはフリックでもできることが判明
ページ番号はメニューを出すと表示されることが判明
ページジャンプはメニューの「移動」でできることが判明
KindleクラウドにPCから右クリックで直接送れるツールを発見 Send to Kindle for PC